2026年1月から3年間、100年第一期 企業の礎づくり2
2029年に向けたスタート
2029年以降生じる危機に対して、先ず「固定した通貨から自由になる」目的で、国内の市場と企業、各国の市場と企業との外貨取引を目指し、日本コンテンツでの北米、南米、中国へのアプローチを進めて来ました。
3年前、ヒューストンのJAPAN EXPO的イベントへLA企業経由でアニメグッズの出品。その後、様々、トライアンドエラーを重ねましたが、中々、突破口が見出せませんでした。昨年末より漸く、海外ビジネスが動き出す兆しの様なものを感じています。切っ掛けはJERTO北京の要請で成都市主催、日中韓ベンチャービジネスコンテスト 日本サイドの審査員となった事。上海の企業と 興隆する中国IPのコンテンツビジネスの協業で動き出しました。未だ日本の円建ての取引ですが、USドル、ユーロ、ポンド、元建ての取引へ繋いでいきます。
昨年末は、同質化しつつある編成営業スタッフの人財に、多様性をもたらすべくロジスティックス部門との人事異動、そしてインターン採用を開始しました。今回、上智大、慶応大、国際基督教大の優秀な学生が参戦。ビジネスに「新たな風」を吹き込んでいます。常時、循環した10代20代ターゲットユーザーとのモニター接点をつくっていきます。
社長は事業に於いて人事、経理、ファイナンス、クリエーティブ、営業他、全ビジネスの構成要素に責任を負います。組織をつくらなければ、個人商店で終わります。現インターン採用の目的は、社長の分身として、既存ビジネスと新規ビジネスのイノベーションを組織へ仕組みとして組み込んでいく事です。
既存ビジネスのイノベーション
昨年末より実践している課題について。既存ビジネスに於いて、全国シネマコンプレックスでの物販について、当期上半期は前年売上げ減、経常利益赤字。下半期の進捗は後手に廻っている印象を受けました。最悪、売上は前年割れ、収支はトントンの結果でおさまってしまいます。
一要因は、付加価値を生む 編成営業スタッフが、業務のタイトさもあり、本来の営業へ力が避けない状態でもあったと思います。先ず、営業に余力を持てる様に「業務フローの再構築」を計画し、進めています。又、インターン・スタッフが営業強化の仕組み化に向けフローの「入り口」をつくりました。
その後、編成営業スタッフの努力、猛烈な追い上げの成果もあり、下半期は設定目標に対して実績を盛り返しつつあります。
(結果、2月、ロジスティック部門の突発的な物量増が生じた為、これより、物流の柔軟なリソース対策を組立てます。)
この既存ビジネスに於ける一連の流れは、編成営業スタッフにとって一つの経験。テストケースとして、今後、同様のパターン、新たなケースに於いて自立して考え、組み立て、実行に移していけるようにならなければいけません。
新規ビジネスのイノベーション
ICAは、創業時、「コンテンツはデジタル化され、インターネットで流通する時代が来る」と想定し、ダウンロード型のプラットフォームづくりを目指しました。10年間は事業が成長したものの、ガラ携からスマートフォンの時代へ移行し、2012年には国内のダウンロード配信市場も縮小に転じました。サービスはサブスクリプションの時代となり、ICAもデジタルからフィジカルへとコンテンツ事業の軸をシフトさせました。ライセンスIPにつき、様々試行した中で最も反応の良かったアニメ・ジャンル中心にマーチャンダイジング事業を進めています。但し、ここも現在、市場は飽和し「RED OCEAN」化しつつあります。
キャラクター系マーチャンダイジング市場の素材について。プラスチック製が席巻する中、徐々にEUエリア、アーティスト達、B2C企業群から変化の兆しが生じている様に感じます。脱炭素を掲げる動きは、例えば企業でもアップル社(2030年)、ソニー(2030年(自社オペレーション))。国家でも日本政府(2050年)、等。市場のパラダイムシフトの動きは、最初はゆっくりと、その後、加速します。ICAは一つのテーマとして、自然素材・再生素材、手造り「和」コンテンツのマーチャンダイジング事業を掲げています。
デジタルコンテンツのマネタイズについて。デジタルに於いてはセキュアな環境づくりを様々なインフラでチャレンジしてきました。アプリで、SIMで、リアルスペースに閉じてNFCで。最近ではNFTのプラットフォームでの構築等。結果、いま一つ、事業化の手応えが感じられませんでした。
改めて今、ICAは NFCを活用したフィジカル、デジタルの両コンテンツのサービスにトライしようとしています。
モノの付加価値として、グッズに付加したNFCによリ映像・画像ストーリーを再現する、所謂、「NFC付きアクセサリー」の企画等。或いは、リアルスペースで「体験型」のデジタルコンテンツのダウンロードサービス等です。
海外へのアプローチについて。冒頭の例で触れた通り、中国IPコンテンツの日本国内販売、アジア含め海外での販売にトライします。(中国は映画やゲームの産業領域では日本を凌駕するクリエーティブを育てつつ、IPの発信基地となりつつあります。今後、中国発のグローバルコンテンツが輩出されてくると思われます。)
ICAが日本で事業を伸ばしてきた「体験型」物販サービスは、海外でも市場創出できると感じます。南米、中国、北米での海外展開にチャレンジします。
以上、新規ビジネスは、時代の要請が必要であり、タイミング、パートナーシップ、ローカライズ含め必ず上手く行くという保証はないものの、普遍のビジョンを持ちつつ、新たな発想で、時代に応えた変化を次から次へと仕掛け続けなければいけません。
新規ビジネス立ち上げの一連の流れは、編成営業スタッフにとって、一つの経験、テストケースとして吸収し、今後は自立して、考え、組み立て、実行に移していかなければいけません。
編成営業は、今後、ICA組織のあらゆるクリエーティブ部門の原型となる部門です。ここが様々な役割、部門へと分化、発展していきます。
今後、編成営業は、自立化してICAの発展の礎となるイノベーションのDNAを育んでいきます。

