激動の世界を生き残り、且つ新たなビジネスモデル、価値観に移行する 2

「TOKYO2020」前に想定し、皆とも共有した我々の事業リスクについて

集団としての人間は、行き着くところまで行き、転換せざるを得ない状況に陥らなければ変わらない事が世の常。世界は、現在進んでいるベクトルで突き進んでいきます。

国内では、その後、首都直下型地震のリスクが叫ばれる中、度々、道州制に移行する機会はあったものの、3.11.を越えて住居と資産のウォーターフロント開発等、又、コロナ禍を越えてビジネス密集地での再開発が加速しています。

先日、トランプ大統領来日で、高市総理は横須賀米軍基地で大歓迎を受けました。政治には、長期的に大きなトレンドがあり、短期的にも価値観やルールも一変する事が有り得ます。

古代ギリシア世界の例えで、覇権国家アテネが、新興のスパルタと対立。ペロポネソス戦にスパルタに覇権が移行。結局、ギリシア世界全体が疲弊し、その後、漁夫の利で、マケドニア王国の台頭を招きます。今、米中の覇権争いは顕在化し、その前線基地に日本列島が位置付けられています。(「歴史は繰り返す」。日本を亡国としない=代理戦争 回避、リスク分散、移動型 絶対抑止、他)

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金の価格について、我々の創業時期の2004年からの推移さえ、1グラム2000円が20年後の今、20000円を超え、異常に大高騰しています。これは、有事のリスクや世界の中央銀行の過熱する購入が原因と言われますが、本質は通貨と物価の相対性が影響。コロナ禍以降、更に金融をジャブジャブにして価値が薄まった通貨の信用問題が大きい要素。株式、土地の高騰、資産バブルも、ある部分、同様の現象です。(2024年がグラム1.5万円→2025年が2万円!)

今後、日本円始め通貨に対する信用不安は、インフレーション始め経済の混乱を招きます。

我々は 今後の数年間の歴史的な転換点におり、将来、この時代を振り返る時、その証言者となります。

常に、短期的な現象に右往左往せず、大きな流れを捉え、本質を見ていく必要があります。

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後生じる危機に対するリスク分散のポイントは、世界に分散した市場とビジネスの循環をつくる事。

現在、チャレンジを始めた企画の3事例として。リアル・スペースを「体験の場」として、フィジカルのみならずデジタルのコンテンツを販売するビジネスにトライします。コンテンツにはコレクション性と交換性を持たせた、デジタルコンテンツとして興隆する企画を創り出す事。(リアル・スペースには、恒常的なライセンスを可能とするセキュアな環境を構築する事を目指して。)又、現在、マーチャンダイジングで摸索中の方向性は、手造り「和」のコンテンツやアニメ始め日本のコンテンツで海外販路の開拓を行う事。特に、地球の裏側に位置し、BRICSの一角を占める南米、ブラジルに於いて販路確立の方法を摸索中です。(再度、各メーカーからのセルオフ期間後の人気IP商品につき大量導入にも試みます。)

東宝が世界を狙うIP、‘GODZILLA‘について。関連イベント、商品化。これらIPと公式コラボした国内観光地や聖地によって「Discover Japan」(日本の発見・再発見)のコンセプトでイベント、商品化を検討中。所縁ある各地方と連携し、その地方分散の活力を引き出します。

以上、コンテンツ事業の試みにより、海外に向けたビジネスを立上げ、自国通貨のみのビジネスからの解放を目指します。ビジネスの原動力となる資本の蓄積を、各国通貨及び金(GOLD)によって為していきます。